似顔絵に込めた思い
子供の頃からおとなしい性格で、運動も勉強も人並み、習い事も続かない。そんな私が唯一自信を持てたのが、「絵を描くこと」でした。
しかし高校生の頃絵画の歴史や油絵などを学ぶうちに、これが本当に自分のやりたいことなのかわからなくなり、そこから絵に興味がなくなった期間が6年間も続きました。
「自分の価値を絵で表現したい」という欲求を胸に秘めながらも、その気持ちをどうしたらいいのかわからないままでいました。
そんな私に、結婚する友人から「ウェルカムボードを描いてほしい」と依頼がありました。
そもそも結婚式にも参加したことのない私が、手探りで描いたLEGO風の似顔絵ウェルカムボード。
友人にとても喜んでもらえたこと、そして実際に結婚式の受付の横に自分の絵が飾ってあり、ゲストの人々が絵を見て写真を撮ったり、みんな笑顔で話題にしてくれていることへの感動!!
あの時の気持ちは今でも忘れることはありません。
それから浜松へ移住。結婚する友人や知人から絵の依頼が来るようになり、自然と、
似顔絵を仕事にしたいな・・・・と漠然と考えるようになりました。
ブログに作品を公開して、少しずつ似顔絵のオーダーをいただける様になりました。